こんにちは、矢崎准です。
本日はコピーライティングの
テクニックを解説していきます。
今回のテクニックは
コピーライティングにおいて
基礎中の基礎です。
言い換えれば、
「絶対にハズしてはいけないもの」
です。
それにも関わらず
意外と忘れている人がいたりします。
リマインドの意味を込めて
今回はあえて
これを取り上げることにしました。
先に結論から言います。
文章を書く時には
常に「あなた」を使いましょう!
正確には
「あなた」という言葉を使えばいい。
というわけではないのですが
まずは第1ステップとして
「あなた」を使うようにして下さい。
「あなた」を使えていない
最悪の事例は政治家の演説です。
『道を歩いている皆さん!
今度、立候補した●●です!
皆さんが住みやすい街にするため
全力で頑張りますので
清き一票を…』
。。。
どうでしょうか?
どんなに熱を込めて
演説していたとしても
全然心に響かないと思います。
一番の原因がこれです。
皆さん!!
大勢に話しかけているんです。
私たちは何かを読んでいる時や
何かを見たり、聞いたりしている時は
その他大勢という具合に
一括りにされるのが好きではありません。
1対1で話して欲しいのです。
そこで第1ステップとして
「皆さん」ではなく
「あなた」を使うようにして下さい。
で、
第2ステップとしては
このメッセージは
「あなた」へ発信しているのですよ
と分かるような言い回しをします。
例えば、
ただ「あなた」と言うのではなく、
ここまでこのブログを
読み進めてくれたあなたには..
というような言い回しを使うと
よりパーソナルなメッセージになります。
「あなた」を使うという本質は
「あなた」とただ呼べばいいわけではなく、
「あなた」を使えばいいわけでもなく、
「あなた」と1対1で話しているように
感じてもらうのが狙いです。
対面やチャットであれば
まさに1対1で話しているので
「あなた」と呼ぶ必要はないのですが、
むしろ、呼んだら少し距離を感じます..
メールやブログ、
音声、動画、SNSなどの
1対多に向けて発信するメッセージでは
とくにこれを意識して下さい。
では具体的にどうすればいいのか?
よくあるテクニックとして
本当に誰か1人を思い浮かべて
その人に向けて書くという方法だったり、
作成したペルソナに向けて書く
という方法もあります。
ペルソナに関しては
詳しく解説したいので
別途、記事を作成したいと思います。
現時点では
誰か1人の人物を思い浮かべて
その人に向けて書くようにして下さい。
まとめますと、
- 「皆さん」ではなく「あなた」を使う
- 〜な「あなた」という表現にしてみる
- 誰か1人を思い浮かべて書く
です。
実はさらにパーソナライズして
「あっこれは絶対に
自分に向けて書いてる文章だ!」
と感じてもらえるテクニックもあるのですが
それはまた機会があれば公開します。
楽しみにしていて下さい。
矢崎准