こんにちは、矢崎准です。
本日もコピーライティングの
テクニックを解説していきます。
今日のテーマは
行動させるために行動させるな。
です。
まず何度か出てきていますが、
コピーライティングの世界では
3NOT(スリーノット)
という言葉があります。
- Not read
- Not believe
- Not act
最後のNot act
(お客様は100%行動しない)
という言葉通り、
あなたの見込み客は
あなたの文章を読んで、
あなたを信じたとしても
なかなか行動してくれません。
それほど人を動かすのは大変です。
そこでお客様には
“できるだけ”行動させない
と言うのがポイントになります。
え?行動させたいのに
行動させない??
意味がわからないと思うので
詳しく説明します。
例えば、
あなたが望んでいる未来があるとします。
それを手に入れるには
10個のステップがあるとします。
3ステップでも
7ステップでもなく
10ステップです。
10ステップも?
はい、面倒くさいですよね。
もし、それが
たった1つのステップだったら
どうでしょうか?
すごく楽で簡単ですし、
行動もしやすいですよね。
10ステップよりも7ステップ
7ステップよりも3ステップ
3ステップよりも1ステップの方が
行動しやすいですよね?
つまり、
行動させるためには
やってもらうべき行動を
極限まで少なくする必要があります。
行動させるために
できるだけ行動させないのです。
矛盾しているようですが、
簡単に言うと、
余計な行動はさせない
という事です。
スクロールなしですべてが把握できて
ワンクリックでアクションできる状態が
何よりも究極です。
特にこの手法は
LP(ランディングページ)で
かなり効果が出ます。
※ランディングページとは?
簡単に言うとリスト取りページです。
本来の意味はもう少し違いますが、
リスト取りだと思ってもらって構いません。
LP(ランディングページ)を作成するとき、
0スクロール、1クリック構成にしてますか?
専門用語で言うと
ファーストビューに収まっていますか?
※ファーストビューとは?
アクセスして初めに表示される画面のことで、
スマホであればスクロールせずに表示される部分のことです。
LP(ランディングページ)の目的は
メールアドレスを
登録してもらうことです。
そこでサイトに訪れた見込み客が
一度もスクロールすることなく
「登録したい!」と思ってもらって
1クリックで登録できるようにして下さい。
伝えたいことが沢山あり過ぎて
何度もスクロールしてもらったり、
登録してもらうまで
何度もクリックしてもらうような形だと
それだけで離脱する理由になり
登録率が落ちてしまいます。
ページが表示された画面に
キャッチコピーやボレット、
登録すべき理由などを
うまくまとめて書く必要があります。
究極は0スクロールで
1クリック登録ができる形です。
コピーライターの弟子(アプレンティス)として
修行をしていた時の事です。
LP(ランディングページ)を作成したとき、
コピーライティングの師匠に
添削してもらったのですが、
『登録ボタンまで長い』
と指導を受けました。
究極、見込み客には
1スクロールすら
させてはいけません。
『0スクロール、1クリック』です。
可能な限り目的地(登録)まで
無駄のない道筋を立てて下さい。
LP(ランディングページ)が
表示された瞬間に、
一度もスクロールせずに
登録すべき理由が理解できて
ワンクリックで登録できるように
必要な情報を凝縮して下さい。
では反対に
書きたいことが多過ぎて
見込み客にスクロールさせなければ
ならない状況になったら
どうすればいいのか、、
安心して下さい。
もちろん解決策はあります。
次回はそのテクニックを公開しますので
楽しみにしていて下さい。
矢崎准