こんにちは、矢崎准です。
本日はコピーライティングの基礎知識としてセールスレターとランディングページの違いについて解説していきたいと思います。
どちらもホームページやワードプレス、ブログとは異なり、1ページで作成されているので、似たようなものに見えるかもしれませんが、実際にはまったく別物でそれぞれの目的や効果が異なります。
この記事では、セールスレターとランディングページ(LP)の違いについて解説すると共に、それぞれの特徴を具体的に説明します。
分量もそこまで多くありませんし、難しい表現などは極力省いているので、気軽な感じで、読み進めてもらえればと思います。
1. セールスレターとランディングページ(LP)の概要
1-1. セールスレターとは?
セールスレターは名前の通り、セールスをするレター、つまり商品やサービスを販売することに特化したページです。
セールスレターの目的は、商品の購入や申込みを、最終的なゴールとしているので、単なる商品の紹介や説明をするものではありません。見込み客が商品やサービスの必要性に気付いて、商品が欲しくなり、さらには購入しない理由を取り除くことが重要です。
セールスレターを書く際には特定の文章の型、テンプレートが存在し、お客様の感情を揺さぶりながら購買を訴求する文章であることが特徴です。
1-2. ランディングページ(LP)とは?
ランディングページ(LP)は、主に見込み客からリスト(メールアドレス)を収集することを目的としています。このようなページは、オプトインページとも呼ばれます。
メールアドレスをリストとして収集することで、訪問者にステップメールを送信し、教育や販売につなげる役割があります。
ランディングページ(LP)では、見込み客が興味を持つような無料オファーを用意しておき、ダウンロードやプレゼントを受け取るためにメールアドレスを入力してもらいます。
ランディングページ(LP)で取り扱うオファーは基本的に無料のため、登録のハードルが低く、見込み客が興味をそそるようなオファーとキャッチコピー、CTA(コールトゥーアクション)が重要になります。
セールスレターでは購入をしてもらう必要があるのですが、ランディングページ(LP)では「登録する」という行動のハードルが低いので基本的にセールスレターよりも構成がシンプルで短いです。
2. セールスレターとランディングページ(LP)の共通点
セールスレターとランディングページ(LP)は、見た目や役割が異なっているように見えますが、実は共通点が存在します。
その共通点について詳しく解説します。
■共通点1:相手を意図した行動に導くことが目的
セールスレターもランディングページ(LP)も、読者に特定の行動を起こしてもらうことが目的です。セールスレターでは、基本的には商品の購入を促すことが目的です。一方、ランディングページ(LP)では、メールアドレスの登録や資料請求などが目的となります。
■共通点2:コピーライティング(セールスライティング)のスキルを活用する
セールスレターとランディングページ(LP)は、ともにコピーライティングというスキルを活用しています。コピーライティングとは、読者を行動に導くための文章術のことで、心理学的な手法を用いて、読者の心に訴えかける文章を作り出します。
セールスレターでは、コピーライティングの中でもセールスライティングというスキルを使って、商品やサービスを購入してもらうために、説得力のある文章を書き、魅力的な特典や割引を提供することで、読者に購入するというハードルを越えてもらいます。
ランディングページ(LP)では、読者がメルマガや公式LINEに登録するなどの行動を促すため、魅力的なキャッチコピーとともに、ボタンやフォームを配置します。
共通点としては、どちらも読者に行動を促すために、コピーライティングのスキルを活用している事です。
3. セールスレターとランディングページ(LP)の2つの違い
セールスレターとランディングページ(LP)は、どちらもコピーライティングを駆使して、インターネット上での読者に行動を促進するのを目的としたページですが、それぞれに目的と構成に違いがあります。
3-1. 目的の違い
セールスレターの目的は、高額商品やサービスを販売することです。そのため、長い文章で商品やサービスの魅力を訴求し、読者に購入や申し込みを促します。一方、LPの目的は、無料のサービスや商品の試供品を提供することで、興味を持った読者に登録を促します。
有料の商品を購入してもらうのか、無料プレゼント目的でメルマガなどに登録してもらうのか?という目的の違いがあります。
3-2. 構成の違い
セールスレターは、興味を持った読者が最後まで読み進め、有料の商品を購入してもらうのが目的なので基本的には長い文章で構成されています。
以下は、セールスレターの構成例です。
- 興味深いキャッチコピー
- 問題意識を引き出す
- 商品やサービスの特徴やメリットを説明
- 実績や評価、専門家の意見を引用
- 価格や支払い方法を説明
- 購入を促すコール・トゥー・アクション(CTA)
一方、ランディングページ(LP)は、無料プレゼントや資料請求などに興味を持った読者がメールアドレスを登録してもらう事が目的なのでセールスレターよりも短いですし、構成要素も少ないです。
以下は、ランディングページ(LP)の構成例です。
- 興味深いキャッチコピー
- 無料プレゼントの概要を説明
- 特典やお客様の声をアピール
- 登録を促すコール・トゥー・アクション(CTA)
また、ランディングページ(LP)の場合は、メールアドレスを入力してもらうことが多いため、フォームの位置や入力項目数、プライバシーポリシーの明示など、コンバージョンに関わる細かい部分にも配慮が必要です。
基本的にはメールアドレスのみ、必要であれば名前も記入してもらうことも可能ですが、入力項目が多くなれば、多くなるほど、登録率は下がる傾向にあります。
4. セールスレターとランディングページ(LP)のまとめ
セールスレターとランディングページ(LP)は、インターネット上で何かしらの行動をしてもらうためのサイトです。
セールスレターは商品やサービスの販売を目的とし、購入を促します。一方、ランディングページ(LP)は無料のサービスや商品の試供品を提供し、メールアドレスなどのリスト収集を目指します。
共通点としては、どちらも特定の行動を起こすことが目的であり、コピーライティング(セールスライティング)のスキルを活用している点が挙げられます。
セールスレターとランディングページ(LP)の違いとしては、目的とページの構成が異なります。
セールスレターは、長い文章で商品やサービスの魅力を訴求し、読者に購入を促します。ランディングページ(LP)は、短い文章でメールアドレスの登録を促します。
特に重要な部分は以下の通りです。
- セールスレターもランディングページ(LP)もコピーライティングが必須
- セールスレターは購入がゴールなので長い。
- ランディングページ(LP)は登録がゴールなので短くシンプル
こんな感じです。
セールスレターやランディングページ(LP)の具体的な書き方に関しては、いずれ記事をアップするので楽しみにしていて下さい。
セールスレターを書く時に便利なテンプレートは、バナーからプレゼントしているので、もし、興味があるのであれば、ダウンロードしておいて下さい。
期間限定でのプレゼントなので、終了していたらごめんなさい。
それでは次回の更新を楽しみにしていて下さい。
矢崎准